デジタルアート自体は今に始まったものではありませんが、クリプト・アートについてはどうでしょうか?集合的で体験的なトレンドが今日のアートシーンを支配していますが、ブロックチェーンは次代のアートを育てる上で重要な役割を果たしています。

コロナウイルス流行によって引き起こされた世界的なロックダウンの最中、仮想現実はソーシャルディスタンスのための優れたソリューションであることが証明されました。ブロックチェーンカンファレンスやアートの展示会がウェブ空間に移ったことで、クリプトアートプロジェクトの注目度が高まっています。1ヶ月前には、VRプラットフォームのCryptovoxelsが「Get Out While You Stay In crypto art gathering(おうち時間にクリプト・アートのつどいへ飛び出そう)」を開催しました。では一体クリプト・アートとは何なのでしょうか?  

クリプトアーティストはブロックチェーン上で、ブロックチェーンに関する作品を制作しています。分散化、集団主義、プライバシーは、この空間での共通のテーマであり、現在のテーマです。アーティストたちはsypherpunksの活動をサポートし、発展させることで、世界が現在回っているフィアット通貨システムからの出口として機能する新しいお金の形としての仮想通貨を私たちに教えてくれます。しかし、彼らの作品のテーマは経済学やデジタルマネーをはるか超えてゆきます。ブロックチェーンソリューションは、愛、友情、人生、あらゆる大切なものを表現する新しい方法を見つける力をアーティストたちへ与えているのです。クリプトアートは、視覚的、聴覚的、触覚的な人間中心で双方向的なものです。一般的なクリエイティブツールには、ブロックチェーンそのものやAI、3Dアニメーション、その他のデジタルソリューションが含まれますが、これらに限定されるものでもありません。

アーティストは、NTF (非代替トークン)によってコンテンツを収益化します。NTFは、ユニークさをもつものを表すのに適した特殊なタイプの暗号トークンです。Ethereumブロックチェーン上のERC-721は、ゲーム、アート、イベント、音楽などのデジタルとリアルの世界の交差点のように機能します。クリプトアートは、コインと同じくらい可能性を秘めた投資となっています。ブロックチェーン上のアートは、クリエイターに新たな機会を与えるだけでなく、より多くの人々のクリプトコミュニティへの参加をもたらします。

今日では、Blockchain Art ExchangeやSuperRareのようなプラットフォームにより、アーティストはデジタル・リアルの両方の芸術活動で収集品を作成することができます。バイヤーたちについては、彼らの投資がブロックチェーン上でアートワークをデジタル化する最先端の技術によって世代から世代へと引き継がれることを確信しています。アートのバイヤーは、お気に入りのアーティストから作品を直接購入したり、投資して作品を販売するたびに利益を得る機会を得ます。

フランスを拠点とするアーティストのベン・エリオットは、ステラブロックチェーン上で自身をトークン化することで、キャリアの実績と仮想通貨の体験を融合させました。Ben Elliot Token(BET)は、彼の作品の市場価値から価値を得ており、彼自身の創造的なキャリアにペグされています。BETは分散型仮想通貨として設計されています。エリオットはこのトークンを芸術作品そのものと呼び、BETが業界を変える数少ない新しい形のアートになることを願っていると語っています。

アートとテクノロジーの境界線はとっくの昔に消失しました。音楽業界もブロックチェーンの応用を見出しています。AIが楽曲を生み出し、デジタルサウンドを生み出し、Spotifyが登場したことで、もちろん所有権からストリーミングへとモデル全体を変えました。NFTはデジタルチケットとして利用して、アーティストの音楽カタログにアクセスできるようになるかもしれません。

無料のエレクトロニック・ダンス・ミュージック・コンサート「Dance Donate Decentralize(D3)」は、コビド19パンデミックの最前線にいる慈善団体を支援するために、ギビング・ブロックによって企画された。このコンサートには、最も人気のあるEDMアーティストが出演しました。

デジタルと分散化は、ブロックチェーン、スマートコントラクト、仮想通貨を歓迎する現代アートにおける強力なナラティブです。クリプトアートは、間違いなく注目しておくべきものです。

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